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『クリムゾン・タイド』世界が滅びるか、の究極の選択を迫られた男達の決断は

2018/10/01
 
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『クリムゾン・タイド』について語らせてください。

 

アカデミー主演男優賞を得た二人の共演、という豪華な顔ぶれですが、核弾道弾搭載原潜という局限された舞台での現場の最高指揮官の核ミサイル発射命令の再確認を巡る意見の対立、という重いテーマでした。

 

ジ-ン・ハックマンが演じる白人の艦長は実戦経験豊富な叩き上げなのに対して、デンゼル・ワシントンが演じる黒人の新任副長はエリートではあるものの実戦経験がゼロだという設定に微妙な物を感じます。

 

 

アメリカ社会の今日における最大の問題点は未だに人種問題ですが、それはここにも尾を引いているのです。以下簡単なストリー紹介を。

 

冷戦終結後、再び偉大なロシアを目指す保守派の一部が蜂起して核ミサイル基地と数席の原潜を奪う。

 

一触即発の事態に陥った米大統領はミサイル原潜に緊急出動を命じ、「アラバマ号」もその1隻に選ばれる。

 

艦長は叩き上げの優れた指揮官だったが、その副長は急病に倒れ、急遽新任の副長が派遣される。

 

新副長はエリートだったが、実戦経験は無かった。

 

艦長は黒人の副長を口では歓迎はしたものの、全幅の信頼を置いては居ないことを周囲の幹部士官達に匂わせる。

 

幹部には黒人士官も含まれていたが、ほとんどが艦長の意向を敏感に感じ取っていた。

 

そして準備が整い、全員が整列して艦長の演説が始まる。

 

やや時代がかってはいるものの簡潔で内容の濃い演説に乗員の殆どは心動かされ、未曽有の危機に対処する決意を新たにする。

 

副長はその手腕に感心はするものの、独断専行の気配を感じとり、この任務に対する不安を感じ始める。

 

そして任務が始まる。

 

夕暮れの太平洋に大型の原潜が波打って進んでいる。

 

一度潜航すれば敵からも味方からも完全に姿を消す原潜にとってはしばらく空を眺めることが出来なくなる。

 

艦長は副長に部下の前では意見具申するな、と伝える。

 

艦の最高指揮官の二人が意見の対立を見せては部下が動揺するからだ、と。

 

副長は従うが、艦長に対するしこりは残った。

 

この任務は苦難の連続だった。

 

厨房の出火事故では死人も出るが、艦長はその最中敢えてミサイル発射の演習を行った。

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現場で鎮火作業に当たっていた副長は規定通りに発令所へ向かうが、ミサイル発射命令の下令ぎりぎりとなったことに艦長は不満を抱く。

 

こうしたことが続き、艦長と副長の目に見えない溝は深まるばかりだった。

 

そしてついに時間が起きる。

 

ロシアの反乱軍が核ミサイルの発射暗号の解読に成功し、アメリカが攻撃される危険が一挙に高まった。

 

大統領は先制攻撃の命令を「アラバマ」に下す。ミサイル発射の準備中にロシアの攻撃原潜が現れ、数発の魚雷を放った。

 

艦長の命令のもと、囮魚雷に守られて間一髪魚雷をかわしたが、命令受信装置がその影響で不調を来し、再度命令された文章は意味不明な物となってしまった。

 

その内容の再確認を主張する副長と命令は命令だとミサイル発射に固執する艦長。

 

ミサイルの発射には艦の最高責任者両名の同意が不可欠なため、艦長は再度副長に同意を求める。

 

しかし人類滅亡の序曲となりかねないことを憂慮した副長はこれを拒む。

 

業を煮やした艦長は先任の士官の中から別の副長を任命するが、これは海軍の軍律違反であり、逆に艦長が解任されてしまう。

 

幹部士官達はやむなく副長に従うが、再び現れたロシア原潜に攻撃され、反撃には成功するものの「アラバマ」は深手を負い、決死隊の犠牲を払って沈没をなんとか免れた。

 

部下を喪った士官の一人が艦長を無断で解放し、腹心を使って艦長は副長と同調者の監禁に成功する。再びミサイルの発射が再開される。

 

ミサイル発射管制の士官は副長の古い友人であり、彼は表向きは艦長に従ってはいたもののこの時点での発射には疑問を持っていた。

 

後は彼の受け持つ発射トリガーだけが必要となった。

 

艦長はミサイルトリガーの用意を命じたが、管制士官はこれを拒んだ。

 

艦長は銃口を向けるが士官を殺せば金庫の中から装置が出せない。

 

艦長は士官の部下を殺そうとする。

 

やむなく士官は装置を渡し、発射のために発令所へ艦長は戻る。

 

準備は整った。

 

ミサイル発射が命じられるが、肝心の艦長のキーが発令所の管制装置から抜かれていた。

 

副長に同調する別の一派により副長も解放されていたのだ。

 

艦長と副長が再び対峙した。

 

ロシア側のミサイル発射時刻は迫る。

 

二人の最終的な決着が始まろうとしていた…。

 

骨太な作品でした。

 

主演の二人が実によかった。

 

さすがはアカデミー賞俳優でしたね。

 

結末は省きますが、最後は二人はわだかまりを捨て、お互いに認め合って別れを告げる、というのがカッコ良かった。

 

白人と黒人の対立が随所に織り込まれていますが、見所の多い映画でした。

 

 

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