インセプションという映画は知っていますか?

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私がオススメの映画はインセプションです。
これは2010年に公開されたクリストファー・ノーラン監督のSFアクション映画です。
その年のアカデミー賞に8部門ノミネートされそのうち4部門を受賞した名作です。
まずこの映画の世界観が斬新で面白いです。
人の深層心理に入り込みそこで考え方をかえる、いわゆる洗脳のようなことができる「機械」と「方法」があるということです。
このタイトルの通り人の考えに新たな思考を植え付けるというわけです。
これだけ聞くと幼稚なストーリーのように思えるかもしれません。
しかしそれを幼稚に見せないキャストの演技力と脚本と映像は一見の価値があります。
まずインセプション主演は誰もが知っている名俳優、レオナルド・ディカプリオです。
彼の演技は年をとるごとに深みが増していきこういうシリアスな演技をさせるとハリウッド随一だと思います。
ストーリーはまずレオナルド・ディカプリオが演じるコブが自分の記憶や他の人の記憶を植え替える「インセプション」をしながら直面する問題に向き合うといったところでしょうか。
本来は人のアイデアを盗むために用いているこの「インセプション」ですがある人の依頼によって記憶を植え替えることになります。
この依頼した人がサイトーという日本人で渡辺謙さんが演じています。
渡辺謙さんもハリウッドでは有名になってきていて色々な映画に出演されていますね。
日本の誇る俳優さんだと思います。
インセプションではサイト―から依頼を受けたコブはそのミッションを成功させるために様々な分野のエキスパートを集めます。
そしてインセプションの世界へと飛び込んでいくのです。
この設定もなかなか面白いと思います。
何層にも分かれているこの世界観が非常に興味深かったです。
第一階層は架空のロサンゼルス。
第二階層は架空のホテル。
第三階層は雪山にある謎の要塞施設。
第四階層は虚無の世界。
といった設定です。
それぞれの世界から現実に戻るために「キック」と呼ばれる合図で戻るのですがそれもちょっとコミカルに描かれているのも面白いです。
そして自分が本当の現実世界にいるのか、それとも架空の階層にいるのかわからなくなってしまうのでそれを確かめるためにそれぞれがあるアイテムを持っています。
これもこの物語のキーポイントです。
最後にコブのアイテムであるコマが出てきて倒れれば現実、回り続ければ夢の階層というシーンで終わるのですが・・・
この解釈は見た人によって違うようですが自分は現実、つまりコマは倒れるように思います。
このラストを観た人に考察してほしいのであまり内容は言わないようにしています。
ぜひ一度鑑賞していただき最後のシーンの世界はどちらなのかを考えてほしいです。