映画エターナルサンシャインとは?夢と現実の狭間の中で。

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エターナルサンシャインは、2004年に公開されたアメリカの映画である。
主演はジム・キャリーとケイト・ウィンスレットが演じる。
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あらすじは、ある日恋人同士であるジョエルとクレメンタインが些細なことで喧嘩してしまう。
ジョエルは仲直りしようとクレメンタインの働く図書館に行き喋べりかけるが、クレメンタインはジョエルのことを知らない人かのように扱う。
それどころか、目の前で違う男とイチャイチャしている。
何故かわからず茫然としているジョエルにクレメンタインの友人が、クレメンタインが「記憶消去手術」を受けたことを告白する。
そのことを知ったジョエルは、クレメンタインと同じように記憶消去手術を受けることを決意。
しかし、記憶消去手術の途中、ジョエルは記憶の中をさまよい歩きながらクレメンタインとの思い出を1つ1つ思い出していく。
そして、その記憶が次々と消えていく中、ジョエルは記憶を消さないでくれと抵抗し始める。
しかし、抵抗しているのは意識の中なので、手術は順調に進んでいく。
そして、ジョエルは最後の思い出の中で…。
この映画エターナルサンシャインと出会ったきっかけは?
好きなシンガーソングライターである植田真梨恵の曲「さよならのかわりに記憶を消した」の元ネタであると言うことを知ったことである。
植田真梨恵がエターナルサンシャインを好きで、すごくいい映画で何度も見ていると言っていたため、レンタルショップで借りて観た。
それだけでなくこの映画エターナルサンシャインの何に惹かれたかと言うと、主演がジム・キャリーであること。
そしてあのジム・キャリーがコミカルな演技をせずに、平凡で真面目な男であるジョエルを演じていることにとても興味を持ったからである。
ジム・キャリーと言えば、映画「マスク」で有名な俳優なので、あのマスクでの演技からは平凡な男の役など想像もつかなかったからだ。
しかし、ジム・キャリーの演技は最高だった。
そして、平凡な男ジョエルと正反対な性格であるクレメンタインを演じるケイト・ウィンスレットの演技もとても良かった。
2人のチグハグでありながらも素敵なカップルの雰囲気がとても好きだった。
内容も大変よかった。
最初はイライラしているジョエルなので記憶を消されることに抵抗などないのだが、クレメンタインとの思い出を巡っていると徐々に記憶が消えることが嫌になってくる。
中盤、思い出の中のクレメンタインを抱きしめ、「この記憶だけは消さないでくれと」と叫ぶシーンがあるのだが、ジョエルに感情移入できてすごく切なくなった。
そしてジョエルは記憶の中で自分がクレメンタインにできなかったことをしていき、最後は出会った日の記憶になり、さよならをするのだがこのシーンも雰囲気があってすごくいい。
そしてラスト10分でこの映画の言いたいことが詰まっていると感じることができると思う。
ぜひみなさんにも観て欲しい映画である。