『めがね』映画のロケ地はどこ?監督さんはどんな人の?

私がオススメする映画は「めがね」です。何故なら前に進む勇気が出るからです!
こちらの映画もオススメですよ!
観ようと思ったきっかけは、もたいまさこさんか出演されていたからです。
私はもたいまさこさんの大ファンで、あのゆったりとした口調や醸し出す空気感が大好きです。
そんな大好きなもたいさんの出ている映画なので観ないわけにはいきません。
目次
映画めがねの舞台は南の島の与論島!?
与論島には行ったことがありませんが、映像を見ているとため息が出てしまうくらい綺麗な風景でした。
特に海が素晴らしいです。
海ってこんなに透き通っているんだとびっくりするくらい透明でした。
きっと深海でも底が透けて見えるんだろうなと思えるくらい綺麗でした。
映画めがねの監督は誰?
映画めがねの監督は、荻上 直子(おぎがみ なおこ)さんと言う方です。
生年月日は、1972年2月15日 。
千葉県出身の映画監督さんです。
荻上 直子さんの経歴は?
千葉大学工学部画像工学科を卒業した後の1994年に渡米しました。
そして南カリフォルニア大学大学院映画学科に入学して映画製作を学んで今に至るそうです。
映画めがねは2007年、小林・もたいコンビが再び映画に主演して興行的にも成功しました。
映画めがねは、第58回ベルリン国際映画祭・パノラマ部門出品されました。
日本映画で初めてマンフレート・ザルツゲーバー賞の受賞もしました。
それだけではなく、第27回藤本賞の特別賞も受賞しました。
更に、第34回山路ふみ子文化賞を受賞しました。。
映画めがねの主演は誰?
小林聡美さんで、タエコという役名です。
都会の生活に疲れたタエコがひとり旅に選んだ場所が与論島でした。
与論島は携帯の電波が届きません。
そのことを知って、彼女は与論島を選んだのでした。
泊まる予定の旅館には光石研さん演じるユージがいます。
ユージが旅館を経営しているのですが、お客はタエコ以外おらず、まるで時間が止まっているようです。
その旅館に春の季節だけお手伝いに来るひとは?
もたいまさこさん演じるサクラでした。
サクラはとにかく謎多き人物なのですが、サクラと出会った人はみんなサクラのことが大好きになるのでした。
一人になりたくて与論島まできたのに、何かとサクラやユージがタエコに話しかけてきます。
はじめはそんな二人のことを鬱陶しく感じていましたが、あることをきっかけにタエコは心を開きはじめます。
その心を開いた瞬間を描いたシーンが私は大好きです。
道に迷ったタエコをサクラが荷台付きの自転車で迎えに来るのです。
言葉なく、バックミュージックだけがかかっていますが、二人の言葉のない会話が心にすごく響きました。
私はこのシーンを観て、サクラの魅力がわかりました。
私がもしここにいても、サクラのことを大好きになっているでしょう。
ちょうどこの映画を観た時、私自身色んなことがうまくいかず悩んでいました。
タエコと同じように、煩わしい人間関係から逃げたくなっていました。
だからサクラが残していく数々の言葉に心を打たれ、涙しました。
サクラの言葉で一番好きなのが、サクラが旅館で小豆を煮ている時のことです。
近寄ってきたタエコに出来立てホヤホヤの小豆をサクラがスプーンにすくって渡します。
一口食べて美味しいと笑うタエコに、サクラが伝えたことは?
「大切なのは焦らないこと。焦らなければそのうち、きっと。」
時に優しい口調で言います。
小豆を煮るのは結構な根気が要ります。
弱火でコトコト根気良く。
それは、今のタエコの心情を現しているように思いました。
私もこの言葉にすごく救われ、今のペースで、焦らず少しずつ前を見ようと思えました。
時間の止まった、というか時間の感覚を忘れてしまう黄昏の映画です。