野球好きでは知らない人がいない甲子園素盞嗚尊神社の夏祭りと秋祭り

目次
西宮にある甲子園素盞嗚尊神社。
そこで夏祭りと秋祭りがあります。
普段はひっそりとたたずむ小さな神社です。場所は西宮にあります。甲子園という名を聞いたことがある方は多いと思います。
甲子園と言えば甲子園球場。そうその甲子園球場のとなりにある小さな神社が甲子園素戔嗚神社です。
そこは野球好きなら知らない人はいない有名な神社です。
神社の中には野球好きにはたまらない野球関連のものが多くあります。阪神タイガースファンの人のみならず、きっと誰しもが楽しめる神社です。
その神社で行われる夏のお祭りは毎年大盛況です。まずは夏のお祭りからお話しししたいと思います。
7月の二日間行われる夏祭り。
狭い境内にお店がひしめき合って、この二日間に多くの人が訪れます。地元の子供や大人から、野球観戦に訪れた人もこれでもか!というくらいの人数です。
地元の方々が交通整備に大忙しで、毎年近隣では大変な大賑わいです。お店は地元のお年寄りと子供会のママたちが出している、手作り感のあるお店ばかりです。
食べ物ではかき氷やたこやき、フランクフルトが売られています。どれも行列ができていて、たこ焼きを買うのに30分以上並ぶことは絶対です。
それを食べる場所を確保するのも大変で、境内で食べるのはまず難しいかもしれません。
どのお店もどこか懐かし昔ながらのお店ばかりです。
はやりのお店は目新しいものはありませんが、それが逆に懐かしさがあってとてもレトロな雰囲気が楽しめるようになっています。境内に入れない人が道にあふれ出し、境内の周りにも人がたくさんです。
道端には子供たちがいっぱいで、まさに地元のお祭りと言った感じです。飲食のほかにもくじ引きや、スーパーボールすくい、おもちゃ屋などがあります。どれも地元のお母さま方が熱い中頑張っていらっしゃいます。
お店に並ぶことを覚悟でおとずれたほうが良いと思われます。
午後3時ごろからお祭りは始まり夜は8時ごろまで開いています。
しかしおもちゃ売り場などは売り切れることが多く、遅い時間に行くともう商品があまりありません。
ですので早い時間に行くのがおすすめです。今年は特に暑かったせいもあり、狭い境内には風もなく暑くて少しの時間たっているだけでも大変でした。皆さんお店の方は汗水たらして本当に頑張っていらっしゃいます。
近くにはららぽーと甲子園があるのでお祭りの後はこちらで涼むのがおすすめです。
もしこのお祭りの時に参拝を希望される方は朝の早い時間に訪れることをお勧めです。入り口からたくさんの人であふれているので、参拝する場所に行くまでも一苦労です。
お祭りの時はお祭りを楽しむのみにしたほうが良いかもしれません。
お祭りですが、お神輿が出ることはありません。
お神輿はこの次に書く秋祭りの時に見ることができます。
この地域でのお祭りが、この甲子園素戔嗚神社のお祭りくらいですので、地元の方は毎年このお祭りを楽しみにしています。
そしていつもはやくからこのお祭りを成功させるべく頑張っていらっしゃいます。地元の方の努力なしではこのお祭りはないといっても過言ではないと思います。来年のお祭りも今からとても楽しみです。
次に秋祭りです。
秋祭りは10月に1日だけ行われます。
お店が出ることはなく代わりにお神輿が出ます。地元の子供たちが甲子園の南のほうをぐるぐるとお神輿を担いでまわります。
初めに神社の境内から出発します。朝から出発し、ゴールとなる境内に戻る頃にはもう夕方の4時にはなっています。
同じ子供たちがずっと担ぐわけではなく、様々な地域の子供たちが集まって、代わりばんこに担いでいきます。そして遠くからでも聞こえてくる太鼓の音や笛の音で「今年もやってるな」とすぐわかります。
先頭はトラックに乗った笛や太鼓の子供達。その次に手作りのお神輿です。手作りのお神輿には、さすがタイガースの地元!といったものが飾ってあります。
そしてもう1つも手作り感あるお神輿で、最後はしっかりとした重厚なお神輿をいずれも子供が担いでいます。
どれも子供が担ぐので小さなサイズですが、かわいい子供たちが一生懸命担いで歩きます。
「ワッショイ、ワッショイ」地元の方も家の前に出て「ああ、もうすぐ冬が来るな」と感じさせられる、地元の風物詩となっています。
雨でも中止されることは少なく、大雨でない限りは実施されます。
雨の中寒い中一生懸命お神輿を担ぐ子供たちを優しく見守る地元の大人達。この地域の温かみが伝わってきます。
ららぽーとや新しい施設がある新しい甲子園と、昔からの地元の方が住む甲子園。
二つが折り重なった素敵な町の甲子園。その甲子園素戔嗚神社で行われる夏と秋のお祭り。毎年楽しみにしている地元の方がたくさんいます。
来年はいったいどんなお祭りになるのか私も今から楽しみです。遠くからお越しの方もぜひ甲子園に立ち寄られた際は、みなさんも一度お越しいただけると嬉しいです。